Deweyカンジの枝葉末節

御所南のDeweyです。こちらでは脳内にある、お店フィルターにかける前のお話をしようと思います。

Deweyをオープンするにあたり、所感を少々。

こんばんは。

"いよいよ今月31日にオープンすると言ってしまいました。という感じで書き始め、途中で保存して、オープンまでに2,3回くらい更新するつもりでいたのですが、、いやはや申し訳ございません。。。"

 

ということで気を取り直して。

 

いよいよ今月31日にオープンすると言ってしまいました。

正直、、過去の経験上からすると全く全てが足りない笑。これまでの服屋人生の中で10回はお店の立ち上げを経験しているにも関わらず、46歳のこんな見切り発車で世間は許してくれるのでしょうか、、甚だ疑問の多いスタートです笑。

どこからお話すれば良いのでしょうか、そうですね…先ずはDewyの方向性とお店のネーミングの由来について、にしましょう。

 

ボクは、この業界で25年程お世話になってますが、いわゆる"ファッション"というモノを不得意だと思っております。ファッションの定義というのを話すと、パリコレを筆頭とするオートクチュールの世界からスーパーの上階にある量販まで、えらいことになるので、ここは"オシャレ"という言葉に置き換えようと思います。

このお店は女性にもお越しいただくお店なのですが、それはちょっと脳の横に保留していただきまして、男性の装いについて、先ずは言及します。

ボクの祖父は教師で剣道家でちょっと軍人、父も教師。2人の影響をしっかり受けたボクは、大学まで剣道部員で、卒業後は文系の仕事をできればなんて思いながら成人し、その後道を踏み外しました笑。そういう環境だったせいなのか、男の矜持的なことをそれなりに意識しながら育ちました。なのでこういう仕事をしながら頭の片隅に"男は身なりにこだわらず、心構えだろ"というプレッシャーを保持しつつ(出来てるかどうかは別問題)暮らしております、いつも結構裏腹な心模様なのです笑。

チャラチャラしたり・大人ぶったり・脱力しすぎたりを繰り返しつつ40半ばになり、自分が装いを提案する仕事の中で、何を目指すべきなのかということがぼんやり見えてきました。

 以前の店舗のブログでもよく申し上げていたのですが、"オシャレ"が苦手です。こういうと「また〜、そんなひねくれて〜」という反応が返ってくるのですが、これは本当に正直な気持ち。オシャレとういう言葉は、おそらく"ファッショナブル"を柔らかく言い換えたモノだと思うのですが、、、そこは目指しておりません。Deweyはオシャレではなく"洒落てる"を目指したいと思います、それをご提案しようと思っております。

洒落=晒して抜け落ちる=頑張ってないということに。それが格好良いのではないでしょうかと。。

 

格好良い。"格好"とは、「これくらいの背格好」や「これだけやれば格好がつく」なんて使うように、頃合いが良いとか丁度良いとか、そんな感じの意味なわけです。

ということは"洒落てる"も"格好良い"も、力が抜けて自然体であるということになります。

ということは、それぞれ皆さんの魅力に寄り添う洋服をオススメするのがボクの仕事。肩に目一杯力を入れたり・我慢したりではなく、心の風通しの良い装い、しかしだらけるわけではなく大人としてのメリハリも。

ボクのセレクトや企画をご覧になって、「ベーシックで良いですよね」とお言葉を頂きます。もちろん褒め言葉として有り難く丸呑みしているのですが笑、更にあえてボクの感覚を被せて申し上げますと、"ベーシック"よりも"ノーマル"なのです、自分のノーマル、普通服。自分の普通なのでもちろん人其々ではありますが、ボクの感覚に寄り添ってくださる皆さんはその符号を好ましいと共感していただけると思います。また、ノーマルを引き立たせる為の遊び心もご提案する、それもボクの仕事でもありますので、その辺もご心配なくお任せください笑。

 

根本的なボクの感覚をご説明するとこんな感じです。

洋服の内容は、今後の日々の表の顔ブログやインスタをご覧いただければ、ってまあ...

この時点でこれを読んでる殆どの皆さんはお分かりいただいてますよね笑。有り難くも初めての方は、リンクから以前のお店(UNIT)のブログをご覧くださいませ。

 

そしてこの新しいお店"Dewey"の命名の由来について。

「なんて読むの?」「ややこしいなあ」「デヴィ夫人の綴りはDewi」、様々なコメントが寄せられております笑。

HPのアバウトに出典で借りている通り、哲学者ジョン・デューイ氏からお借りしてます。戦前辺り、アメリカのプラグマティズムの最終形を整えた、現代の教育学の生みの親的なすごい人物。アメリカでは切手にもなってるので、偉人の部類の人物だと思います。大学で教職課程を選択した方なら1度はテキストで見た名前だと思います。

ボクはこの人の唱える道具主義(哲学は机上でなく実践してナンボ、的な)という考え方が好きでこれはボクの好む洋服(生活)にも置き換えられる考え方だと思いました。

というのが本質的でもあり建前でもあるのですが、ここに至った経緯は偶然。

お店の名前もさることながら、「諸々動きやすくするために先ずは社名を作ろうよ、早く!」とお師匠(Pt.Alfred本江氏)に諭され、「いや、考えてるんですよ、でも理想ブリブリの名前にするのもなあと思いながら。。。橋口なのでブリッジですね、そこまでは決めてるのですが。」なんて言っておりました。そんな感じでふんわりぼんやり思い巡らせてたのですが、、「40半ば、仕事のキャリア的にも真ん中、出来る仕事も中くらい。あ?ブリッジ・ミドルワークスにしよ。」となり、「ん?待てよ、、、。」と思い当たるところがあり自分の書棚を探ると、

 

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デューイさんの伝記の中のタイトルでした。じゃあ、、Dewey借りちゃえ、お、字面も良いやん!!、はい決定。

しかし、、、まさか読み辛いと言われるとは、、、笑。

 

という事で、京都御所南のDewey、スタートしております。

 

それではまた次回。。。