ハシグチカンジの枝葉末節

某ブランドの京都アトリエショップに大体いるメガネです、以前は御所南Dewey&二条木屋町UNITでした。

初売り、おし売り。

こんにちは。

 

遅まきながらではございますが、あけましておめでとございます、本年もよろしくお願い申し上げます。

年始オープンと共に、一部ディスカウントしてる商品があります。Pt.Alfredのストックしている冬物のJKTやコート、これはウェブショップにもアップしております。その他、店頭のみでのクローズドセールとしてお出ししているモノもございます、よろしければご来店くださいませ。

その中でもPt.Alfredのカチッとしたヘリンボーン素材のコートを、個人的にもお勧めしておりまして(この時点でXSのみになってしまいましたが)、本日はそれをお買い上げいただいた時のお話。

 

前店舗の頃からちょくちょくご来店頂いてるお客様が、ハンドクリームをお求めにいらっしゃいました。ブログ等をしっかりチェックしていただいてるご様子ですので、セールのあたりをご覧になって、「あ〜、この辺ね〜」という感じでらっしゃいました。そこでご試着をおすすめした際に、そのコートもおすすめしてみました。

前店舗からお越しの方ならご存知だと思うのですが、ボクはあまり「これ買っとけ〜」というような事を申し上げません。「これは今後ないパターンかも、なので気になるなら今それほど触手が動かなくても持って帰った方が、、」なんて思うときはいつもより少しお勧めするのですが、断りやすいスペースを作った話し方をするようにしてます。

今回もそれくらいのお話をしようと思っていたのですが、なんとなくいつもより熱(というよりも圧)が増しました笑。「押し売りするつもりは本当ないですが、これは後々買ってて良かったと思う時がちょくちょくある、押し売られたと思ってもらって良い。」という類の事をお伝えしました。そんな感じでお話を進めていると、順々にお客様も納得に至ったご様子で、コートを連れて気持ちよくお帰りになりました、ハンドクリーム買いにきただけなのに笑。。。

 

接客方法の話ででよく出る言葉のうちの一つが"最後の一押し"というやつ、まさにそれなのかも知れませんが、正直ボクの場合は年に数回。接客や個人売りに快感を感じる洋服屋はここに達成感を感じるのだと思います。もちろんボクだってそれがないわけではないのですが、どちらかというとボクが無言のままで、お客様の意思でおすすめに反応してもらう方が気持ちが良い。バイヤーとしての気質の方が上回っているのかも知れませんが、店頭をキープする上では気迫が足りないのかも。押し付けの押し売りをする気概と根性がないのかも知れません笑。なんて事を、お帰りの後に考えてたのですが、ふと思いました。「あれ??いやこれは押し売りではなく推し売りなのでは??」

 

押し付けるのではなく力一杯推薦する"推し売り"、良いんじゃないのコレ。すぐにSNSハッシュタグを調べると、使われた形跡が5投稿程でした、使お笑。

 

ということで2021年のDeweyの目標は"推し売り"、頑張ります、強めでいきます笑笑。

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

それではまた次回。