ハシグチカンジの枝葉末節

某ブランドの京都アトリエショップに大体いるメガネです、以前は御所南Dewey&二条木屋町UNITでした。

語尾上げ

こんばんは。

本日はほんとにどーでもいい話ですよ。

 

外出のままならない状況が続き、元来の出不精に拍車がかかっております。本読むのが好きなので、以前は週一くらいは何処かの本屋に行っておりましたが、今は月一くらいでしょうか。最寄りの書店といえば市役所駅のある小池の地下街にあるところなのですが宣言下で休業中、通勤途中にも本屋は無くままなりません。

そうなると、、自宅の本棚から長く読んで無いものなんかを手にすることになります。

最近だとこれ、

 

 

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下村湖人著「論語物語」です。

 

 

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3刷の昭和58年だと9歳、制服を着ない歳にはもう開いたことがなかったのでかなりお久しぶり。Amazonを覗くと同じものが1200円でした、本は最も値上がりし続けてる商品かもしれませんね。。。子供の頃はこの講談社学術文庫のシリーズをよく読んでました、興味があったのはもちろんですが半分は大人ぶってたのだと思います、紺色の背表紙が並ぶと賢くなった気分がしたのでしょう笑。とはいえこのシリーズ、難解なものも多いのですが子供でも読めるものも多数。

あ、思い出した。

 

 

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楠山正雄氏の昔話シリーズは大のお気に入りでした。昔話と聞いて侮るなかれです、選りすぐりの話と楠山氏の的確な表現、日本人の心の故郷や文化的基盤を感じられる内容で老若男女全ての人が読めるものだと思います。

 

論語物語に戻ります。こちらも同様に子供でも比較的読みやすい、比較的平易な言葉遣いで本来の論語同様に会話形式で進んでいきます。下村湖人は教育者としての人生を歩んだ人ですので子供にも読ませる前提だったのかもしれません。

 

そして本日の本題。

懐かしさと新鮮さを感じつつソファでごろんしながらパラパラめくってると、中3女子が「論語って孔子やろ?今国語で習ってる、知ってる!」とボクに乗っかってきます。彼女の肘や肩によるみぞおちや首への痛みに耐えながら笑、ん??と気になることが。

 

孔子のイントネーションが"こ→う→し⤴︎"となってるわけですね、おそらくそう教わってるのでしょうし各所で見聞きもします、しかしながらボクの感覚では"こ→う→し⤵︎"。

YouTubeを見てもやはり"し⤴︎"、それだけではなく老子墨子荘子孟子荀子孫子、全部"し⤴︎"、おじさんとしましては「じゃあ韓非子も"し⤴︎"にすんのかいな。。」と言いたくなります笑。

どうも釈然としないので、「孔子 イントネーション」で検索してみました。すると、、、

 

 

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コオシ??、、コーシ、、言いたいことは分からなくもないけど...そんなに自信満々で言われると、もうおじさんわけわかんない笑。Yahoo知恵袋の曖昧さを実感しました笑。

 

そしてちょっと立ち止まり考えると、答え発見。

君子を"く→ん→し⤴︎"って言わないですよね、上記の"子"の大元が君子なわけですから、"し⤵︎"でOK。

足元をしっかり顧みれば正解が待ってます。

 

ということで、自分の正義が見つかりました笑。

とはいえ言葉は進化するものなのでそのうち全員"し⤴︎"になるのでしょう、最後の"し⤵︎"のおじさんになれるかもしれません。

 

ね?、どうでもよかったでしょ笑。

 

それではまた次回。