Deweyカンジの枝葉末節

御所南のDeweyです。こちらでは脳内にある、お店フィルターにかける前のお話をしようと思います。

直近の読書事情。

こんばんは。

このところ無駄話を全くしておりませんでしたので、なんとなく最近読んでる本はこんなの〜というのをお知らせしようと思います。誰トクやねんと思いますが笑、まあ無駄話なんてそういうものです。

 

 

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最初はいつも通りの月刊「文學界」。

純文学ベースの月刊誌の最右翼ですね、一応毎月購読してます。毎月買うなら定期購読で送って貰えば良いと思うのですが、これを求めに本屋さんに行くというのが月初の儀式みたいになってて悪い気分ではないのでそうしております。独り身の頃は自宅に帰ると取り敢えず開いて晩御飯を食べ食べこれを読んだり、帰り道一人飲みしながら読んだり、なので隅々まで読んでおりましたが最近はつまみ食い、赤ちゃん食べ状態です笑。まあ雑誌なんてそんなもんでしょうし、暇な時に読み残しを思い返し"そういえば?"なんてこともあるでしょうし、そんな感じで毎日カバンに入れっぱなしです。まあ、お守りみたいなもんです。

因みに今月のプルースト特集、「失われた時を求めて」は読書好きは読むよね?という存在のギネス認定最長長編小説、毎年手をつけようとして指を引っ込めてるぼくには目に痛い笑、参加している読書会でも時折これどうするよ〜と話題に。とはいえこれをきっかけに読めるかも、、、まあそのうち読むと思います。

 

 

 

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次、ハラリの「サピエンス全史」。

これはようやくです、読まなければと思いつつ5年、巻末見ると89刷りを買ってました笑、恐ろしく売れてます。

シンプルにとても面白いです、そのうち読んでも良いかもと思ってた方はすぐにでもどうぞ。ぼくがようやく重い腰を上げた理由は、続編的に書かれた「ホモデウス」の内容を素直に感じ取るのにタイムラグがない方がよのでは?と思いまして、それで。

読んだことがない・知らなかったという方にラフにご説明すると、なんというか、、人間の具合について分析してみたよ、そんな感じでしょうか笑。

「人類が勝者になった利用は虚構(嘘)を信じる力があったから」どうでしょ、面白そうでしょ??。イスラエル人であるハラリが、"宗教という嘘を"とぶった斬ってるところに物凄い説得力を感じます。

ビッグバンで宇宙が誕生してから訳わかんない位経って人類の形跡が見られ始め、そこから300万年。動物のヒエラルキーの中位であるはずの人間(というかホモ・サピエンス、ここ重要)が、最近いかにして食物連鎖の頂点に立ったのか?という話です。そう、最近です笑。

俯瞰で自分の種を見られるという面白さでしょうか、人を他人事で眺めて見たらばという気分。本書の内容からは逸れますが、人間自体がヴィールス由来かも知れないという研究結果もあるそうです。我々もコロナもそう変わりないということですね。地球に感性があるとすれば環境問題なんて、さっきから皮膚がチクチクするなあ、、くらいの感じでしょうね笑。

 

ついでに、これは最近というわけではないのですが、

 

 

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養老先生のさかさま人間学

養老先生が子供向けに出版したイラスト本、うちのチビにと思って買ったのですが今後読んでくれるかは謎です笑。人間は人間だけで通用する概念に縛られているということ、時間も物事も勝手に人間が人間だけの物差しを作って考えるからヘンテコになる、自然の物差しだとそんなことは通用しない。生物多様性と唱えてらっしゃいますが、おそらくご本人もその呼称に納得がいってないと思います。確かにそのネーミングだとどうしても人間の枠の中でしか考えられないような気もします。サピエンス全史を読んでから養老先生のおっしゃる事に目を通すと、その人間的自己中心的な枠を抜け出して相互性を感じられるような、、、知らんけど笑。

そういう意味では失われた時を求めてなんてのは、人間の概念の塊を壮大にまとめ上げたようなものかも知れませんね。

 

 

 

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最後にこれ、先月発売の新刊で水谷千秋氏「女たちの壬申の乱」。

面白いです。氏の著書は以前もいくつか読んでまして、マックから新しい味のハンバーガーが出たので食べた、それくらいの感覚でもありますが笑。でも知りたいことと読みたい速度のバランスが心地よく、読んでて楽しい。既存の説についての氏の見解も自分の感覚に合うのか、納得しながら読み進められます。

女性からの切り口で歴史を紐解くというのは割合最近のブームな気がするのですが、これは無理さがなく自然に読み進められてます(まだ途中)。

歴史といえば戦国や幕末期が人気ですよね。最近は応仁の乱周辺や承久の乱周辺なんかの地味だとされていたところも注目され始めてますが、奈良時代の歴史って、いつまで経ってもあっさり通過されますよね笑。ニッチを気取るわけではないのですが古代史に分類されるところが好きで、なんだか生っぽいんですよね。その後今に至るまでの日本文化の根幹を形成した平安時代の骨組みは奈良時代に出来てますし、政治と人間の欲望や愛情が直情的にミックスアップされてます。貴族と武家なんて差のない頃で天皇自ら刀を取って戰に出てます、女性も割合言いたいことはっきり言ってるし。前述に近い感覚で言えば、都とされるところが後の我々から見てまだ都市といえない完成度、生っぽいのかも知れません。平安京以降の京都や江戸の町のような建造物だけの世界でなく、アオニヨシな感じで草が広がり山を望み、青空に雲が走り、そんな中に奈良の都が調和している。海に行けば屈強な男が並んで大きな櫂を手繰り寄せている。なんとなく、自然界に於ける人間のはみ出し具合が丁度良い気がします。

飛鳥・奈良時代を例えて言うなれば、ロックが細分化される前のビートルズ時代笑。

まあ歴史なんて勝者の書き換え、どうせなら古代の方がちょっと遠くて想像して面白いというものです。そんな時間軸だって地球からすれば豪秒の違いでしょうが笑。

 

ということで、言い回し方で4冊の共通点的な物を無理矢理ねじ込んで話しつつ笑、締まりのない感じのままで終わりますが、最近ぼくが頭に与えた栄養はこんな感じです。

 

皆さんが読んで面白かった本もまた教えてくださいませ、お店でコーヒー用意してお待ちしてます笑。

 

それではま次回。