ハシグチカンジの枝葉末節

某ブランドの京都アトリエショップに大体いるメガネです、以前は御所南Dewey&二条木屋町UNITでした。

いつ以来でしょうか。

こんばんは。

外出しづらいとなると、どうしても見てしまうのがアマゾンプライム

最近見つけたのが中国版大河ドラマみたいな感じの三国志、男性ならば1度は通過する物語。ボクの原体験で言えばNHK人形劇三国志でしょうか、小学校3年生くらいから毎週土曜日に晩御飯前に観るのが楽しみでした。その後横山光輝の漫画に移行、古い喫茶店なんかに行くとそのコミックがあるのを見かけたりしますが、なぜかペーパーバックを買って読んでました、さっきネットで探したのですが見当たらず、ひょっとしてコミックよりも珍しいのかも、価値上がってたら実家に帰って探さないと笑。

これは両親への苦情に聞こえるかもしれませんが笑、我が家は基本的に漫画・アニメ・ゲームは無しでした。ボクが小学生だった6年間にファミコンやらガンダム北斗の拳ドラゴンボール等が始まったので、これがまあ皆と話が合わない笑。なので知ったかぶりをしてやり過ごしてました、CMとかちょっとした情報で雰囲気は掴めましたので、その場でうなずく程度には誤魔化せました。

そんな感じの少年時代でしたが、歴史漫画とかそういうのは手にすることが出来ましたので、三国志もギリギリOK。それ以外は家にある本を読んでました、最初に熱中したのは西遊記、三銃士とか水滸伝にもハマったなあ。少年にとって活劇の魅力はたまらないものがあるんでしょうね、その世界観に没入し夢中で読んだあの純粋さが今欲しい笑。そうやって考えるとドラゴンボールもワンピースも現代の活劇ですよね、正義・友情・信頼。

横山三国志を読んだきっかけはおそらく人形劇終了のロスだったのですが、やはりこっちも五丈原諸葛亮が亡くなると、その後はダイジェストで終わる、他のモノもそのパターンが多い。ということで岩波少年文庫三国志演義を読む、その後岩波の井波律子訳を読む、その他の考察書も読む、となりました。

 

で、少々話が逸れますが、、ボク、アベプラニュースをちょいちょい見ます。客観的ポジションで見ていると中々面白い角度だったり、地上波のニュースよりもシンプルに面白い。実際のところは、メディアに出ているここ最近の40代の中で最も気になる若新雄純氏を目当てに見ることが多いのですが笑。

今日も洗濯物を干しながらアベプラを耳で見ていたのですが、ひろゆき氏が小学校にPCを寄付した話をやってまして、ゲームで日本の戦国時代や三国志水滸伝なんかを覚えるきっかけになったとおっしゃってました。

実際そういう人って多いのでしょうね、漫画日本史や三国志の現代版という感じもします。我々世代だと逆パターンで元々漫画の三国志が好きでゲームの三國無双をやってる人なんかも多そうですね。しかしながら古い頭のボクはと言いますと、、ちょっと馴染めない笑。

ゲームはからきしですがアニメは好きで大体何か見てます、アマゾンプライムもdアニを、数年前は録画して見てたのがホント楽になりました。因みに西尾維新が好きで、インスタで京都文化博物館西尾維新展に行ったとアップすると、アニオタのみなさんから意外がられました、その時は神原駿河を載せたっけ笑。

そんな感じなのでアニメになった戦国BASARAも2シーズンとも一応見まして、アレはアレで別物として良いのですが、あのキラキラした真田幸村達はどうもしっくりこない。ネットで拾い見る三國無双の9頭身くらいの趙雲も同様な感想笑。では横山三国志の描写がしっくりくるのかと問われると、それがそうでもなく、、どれが自分にしっくりくるのかなあ。。。と思うとこれでした。

 

 

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原田維夫氏の版画、これなんです。

またハスに構えて〜一味違うのよオレって言いたげ〜、なんて言われそうですが、これがホントに子供の頃からのイメージなんです。表紙を見て想いを馳せてました。

例えばね、まんが日本昔話なんかも好きな絵のタッチとそうじゃないのがあったりしたでしょ?、そしてあのタッチだからこそ昔話の世界に誘われたような気がするんです。ぼくの中国史モノ小説の脳内トリップも、原田氏の表紙や挿絵を基礎に自分の好きな感じでボワ〜っと広がってゆきました。

それを思い出してちょっと興奮してしまい、原田氏のHPを見ると色んな版画がアップされてましてさらに大興奮。版画って独特の温度感が素晴らしい。

 

 

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そうするとボクの名前の旗印を見つけましたので、スクショして待ち受けにしちゃいました笑。怒られないかなコレ、、、、。

 

因みに、武芸者系の脳内トリップの源がコレ、

 

 

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子供の頃手にしたのはこれで和紙を使っていたように記憶してます、10人の剣客を10人の作家が描くという贅沢な内容。余り有名ではない(参考文献も少ない)剣客も登場する秀逸なシリーズ、個人的には高柳又四郎が好きで数えきれないくらい読み返しました。

 

 

 

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江戸時代の雰囲気はこんな感じでしょうか、水彩画で江戸の街を描いた装丁が好きでした。そしてこの藤沢周平を最も追っかけて読みました、昭和の受験戦争から江戸時代に現実逃避です。因みにこの用心棒シリーズに登場する佐知さんが素敵なのです、しかし4作目でちょっとアレ?となりますが、まあ歳を重ねて腹が座ったというところでしょうか、よかったら是非読んでみてください笑。

そして藤沢氏の作品は全体を通して食事に関わる描写がすこぶる素晴らしい、お腹すきます。

 

時代物を久々に読みたくなってきた。

 

そしてオチも見つからなくなってきた。。

 

それではまた次回。。。笑